平成 22 年度第 6 回 OR横断若手の会(KSMAP)


日時:1月8日(土) 15:30〜18:00
場所:京都大学工学部8号館3階共同5講義室

テーマと講師:

(1) 檀 寛成 氏 (関西大学)
「大域的に最適な基礎行列の計算法」

概要:
基礎行列とは,3D画像処理において,被写体を撮影する際の
カメラ間の位置・角度の情報を有する行列であり,
三次元形状を復元するために大変重要な役割を果たす.
本発表では,画像処理とORとの関係に対する
背景の紹介,および,基礎行列を求めるための
最適化問題の導出過程と解法に関する説明がなされた.


(2) 吉冨康成 氏 (京都府立大学)
「ORと実用化-私の歩んできた道‐」

概要:
企業研究者および大学研究者として,長年,研究生活を
過ごしてきた講演者により,その研究人生において実用化に参画した例
(組合せ最適化など)や,現在実用化を目指している例
(温室効果ガス排出量取引市場のシミュレーションなど)に対する
紹介がなされた.また,発表内容はORの範疇のみに収まらず,
シミュレーションなどの多岐に渡るものであった.



26名の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
林 俊介(Shunsuke Hayashi)
最終更新日:2010年1月18日