平成 21 年度第 4 回 若手によるOR横断研究(KSMAP)


日  時:10 月 10 日(土), 10 月 11 日(日)
出席者: 48 人
場  所:関西大学 飛鳥文化研究所(※本研究部会主催「若手研究交流会」内でチュートリアル講演として実施)

テーマと講師:

(1)「最短路検索概観」
宮本 裕一郎 (上智大学)

[概要]:
最短路問題の求解について,問題が与えられてから解くのではなく,最短路を
(データベースなどから)検索するという観点から見直すと,様々なデータ構
造とアルゴリズムの工夫が考えられる.本講演では,代表的な工夫である 
A*+Landmark,Bit Vector,Highway Hierarchy,Transit Node Routing など
の手法が紹介された.

(2)「アルゴリズムに対する10の誤解―ソーティングを巡って」
岡本 吉央 (東京工業大学)

[概要]:
「アルゴリズム」というものは厄介で,その性質について勝手な思い違いをし
てしまうことが多い.本講演ではソーティングを例にとって,特に大学生に対
して教えられる内容からどのような誤解が生まれやすいか(または生まれてい
るか)を観察し,その解決が与えられた.

48名(「若手研究交流会」参加者)の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
檀 寛成(Hiroshige Dan)
最終更新日:2009年10月26日