平成 21 年度第 2 回 若手によるOR横断研究(KSMAP)


日  時:5 月 27 日(水) 14:45〜16:15
場  所:京都大学工学部 8 号館 3 階共同 5 講義室

テーマと講師:

「微分を使わない最適化法について」
山下 信雄 (京都大学)

本発表では,制約なし最小化問題に対する微分を用いない最適化法が紹介された.
本発表の対象となるのは,目的関数の評価がシミュレーションや数値計算などに
よって行われ,高精度な関数評価には莫大な計算コストがかかるような場合である.
そのような問題には,微分に基づく最適化法や関数評価の回数が多い
メタヒューリスティクスは適用できない.
本発表では,サンプル点から構築されたモデル関数に基づく信頼領域法が紹介された.
さらに,関数の評価精度が制御できる問題に対して,その制御基準が紹介された.

38名の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
檀 寛成(Hiroshige Dan)
最終更新日:2009年6月1日