平成 20 年度第 4 回 若手によるOR横断研究(KSMAP)


日  時:10 月 11 日(土), 10 月 12 日(日)
場  所:関西大学 飛鳥文化研究所(※本研究部会主催「若手研究交流会」内で実施)

テーマと講師:
(1)「施設配置問題の基本モデルと時間軸を導入した一般化」
田中 健一(電気通信大学)

[概要]
本発表では,代表的な施設配置問題として,総移動距離最小化問題,
最大移動距離最小化問題,頂点カバー問題,最大カバー問題が紹介された.
さらに,時間軸を導入した一般化問題として,通勤帰宅途中に一定時間サービスを
受けることができる人数を最大化するように,サービス提供場所とサービス開始時刻を
同時に決定する問題が提案された.

(2)「準出生死滅過程で表される待ち行列モデルについて」
佐久間 大(東京理科大学)

[概要]
待ち行列理論は電話交換機の性能評価問題に始まり,最近では通信ネットワークの
設計等に利用されてきた.多くの待ち行列モデルは準出生過程により表されることが
知られている.本講演では,その例として,最近得られた新しい結果についても触れながら,
最小待ち行列選択のある待ち行列モデルが紹介された.

40名(「若手研究交流会」参加者)の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
檀 寛成(Hiroshige Dan)
最終更新日:2008年11月7日