平成19年度第4回 若手OR研究者の会(KSMAP)


日時:10月13日(土) 15:00〜17:00
場所:京都大学 本部構内 工学部8号館3階 共同5講義室
  
講演題目と講演者:
・  冨本 隆*,橘 拓至,杉本 謙二 (奈良先端科学技術大学院大学)
  「ユビキタス環境に適した大規模P2Pネットワークにおけるメッセージ転送とオブジェクト配置」
[概要]:
ユビキタス環境に適した大規模P2Pネットワークを構築するために, 
本発表ではSkipNetを基にしたメッセージ転送法とオブジェクト配置法を提案する. 
提案法では, メッセージにノード性能を示すIDを付与して, 指定した性能を持つノードに到達させる. 
本方式の性能をシミュレーションにより評価して有効性を示す. 
・ 村岡 俊*, 増山 博之, 笠原 正治, 高橋 豊 (京都大学) 「GI+M/MSP/1/K待ち行列と無線環境におけるFEC性能解析への応用」 [概要]: 本研究では,二つの独立なパケット流をもつ有限容量単一サーバ待ち行列において, サービス時間がマルコフサービス過程に従って変動する場合のパケットロス過程を解析する. 本モデルの応用として無線基地局を経由するストリーミングサービスを考え, 映像品質保証に必要な前方誤り訂正(FEC)の冗長度について検討を行う.

25名の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
増山 博之(Hiroyuki Masuyama)
最終更新日:2007年10月19日