平成18年度第2回 若手OR研究者の会(KSMAP)


日時:2006年 5月20日(土) 15:00〜17:30
場所:京都大学 本部構内 工学部総合校舎 総合213講義室
  
講演題目と講演者:
・ 遠藤 慶一* (京都大学 大学院情報学研究科)
   川原 稔(愛媛大学 総合情報メ ディアセンター)
   高橋 豊(京都大学 大学院情報学研究科)
  「大規模多人数参加型サービスにおけるサーバ負荷分散法」講演要旨

・ 原口 和也(京都大学 大学院情報学研究科)
  「ルール生成に必要なデータ量に関するランダム性に基づいた解析」講演要旨

講演要旨:

「大規模多人数参加型サービスにおけるサーバ負荷分散法」
遠藤 慶一* (京都大学 大学院情報学研究科)
川原 稔 (愛媛大学 総合情報メ ディアセンター)
高橋 豊 (京都大学 大学院情報学研究科)

本発表では,リアルタイムで情報を送受信する大規模多人数参加型サービスにおいて,
ピア・ツー・ピア技術を利用してサーバ負荷を分散させる構成法を 提案する.
サービス機能の一部をユーザのマシンに委譲すると,一般にサービスの信頼性は下がるが,
提案法ではプログラムやデータの改竄や盗聴を 防止し,信頼性を確保する.

「ルール生成に必要なデータ量に関するランダム性に基づいた解析」
原口 和也 (京都大学 大学院情報学研究科)

各事例は2値ベクトルで表され,真偽いずれかのラベルを付されているデータを取扱う.
ルールとは真事例集合に頻出し,偽事例集合に非頻出な変数の値の組である.
本講演では信頼性のあるルールの生成に必要な事例の数を考え,出鱈目な領域のデータでは
ルールが存在しないだけの数が必要という視点からアプローチする.


27名の方々に御参加いただきました.御礼申し上げます.
増山博之(Hiroyuki Masuyama)
最終更新作成日時:2006年5月30日