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総括班会議 議事録


参加者(50音順, 敬称略): 浅野孝夫, 浅野哲夫,  五十嵐善英, 茨木俊秀, 今井浩,
岩間一雄, 櫻井幸一, 杉原厚吉, 戸田誠之助, 土村展之, 永持仁,  藤重悟,
松井知己, 室田一雄, 山崎浩一, 山下雅史, 柳浦睦憲



報告, 議題および決定事項

1. 前回の総括班会議議事録(平成11年10月27日, 京大数理解析研究所)

2. 今年度(後半)の活動状況報告

   -- 平成12年3月10-11日 第4回全体会議(於 金沢文化ホール)
    -- 班会議(各班, 今回を含めそれぞれすでに2回程度開催)
  -- 国際会議出席助成 
       加藤直樹(SODA), 茨木俊秀(ISAAC), 堀山貴史(ISAAC), 牧野和久(ISAAC)
  -- ワークステーション: 北陸先端大学(浅野哲夫)と群馬大学
   (中野眞一)にそれぞれ1セット. 
   -- 電子情報通信学会 英文サーベイ「アルゴリズム工学」大特集
    編集:山下雅史, 茨木俊秀
     平成12年3月号発行の予定. 27編の英文サーベイ論文を掲載. 
       各著者10冊, 本部に100冊 → 広報に利用して欲しい. 
   -- オペレーションズリサーチ誌「アルゴリズム工学」特集号
    編集:田村明久, 茨木俊秀
     平成12年3月号発行の予定. 5編の解説記事掲載. 
       30冊程度余分あり → 広報に利用して欲しい. 

3. 文部省ヒアリングの結果

    要旨:シンポジウム, 論文等は十分実施公表されている. 個別の
    研究はよいものもあるが, 研究者間の連携が不十分であり, 計画の
    見直しが必要である. 

       これを受けて, 平成12年1月31日京都大学において, 総括班のの創設メンバー
       が集まり, 今後の活動の検討を行った. アルゴリズム工学とは何かを明確にす
       る必要が議論され, 今回の全体会議で, 特別セッション「アルゴリズム工学の
       目指すもの」をもつことなどを決めた. 今後の活動案は以下の通り. 

   -- 班の枠を越えた共同研究を進める. たとえば, A04班の並列・分散システムを
       用いて, A01班の最適化アルゴリズムを走らせる. 
   -- 研究者間の連携を活発にするため, 班会議を発展させ, 班の枠にとらわれず, 
       研究テーマごとの会議をいくつか開く. 
   -- アルゴリズム・データベースは連携の一つの形である. 本年度夏までに一応の
       体制を整え公開し, テストを含めて利用を進める. また, プログラムのリスト
       はあるが, 担当者がはっきりしていない. 各班の班会議で担当者をはっきりさ
       せて, 事務局にしらせる. 

4. bit別冊誌「アルゴリズム工学」の編集

   -- 平成12年1月31日京都大学で編集委員会をもち, つぎの方針を決定. 

    編集委員:杉原厚吉, 山下雅史, 浅野孝夫, 茨木俊秀

    内容:アルゴリズム工学の基礎的知識から, 新しい枠組み, 先端のアルゴリズ
	ム, 具体的な適用例, データベースまで, 幅広い内容を一冊にまとめる. よ
	り詳しい内容案は別紙参照. 読者層が広いので, なるべく分かりやすい内容
	にする. 

    原稿締切(案): 平成12年10月末. 
    出版時期(案): 平成13年5月あるいは6月. 

       参考:
	・総ページ数はおそらく300ページ程度
               → 一人8から10ページ程度(本の大きさ: おそらくA4)
	・著者に関して他によさそうな人がいれば, 積極的に推薦してもらう. 

5. 第5回全体会議の準備状況

    場所:京都大学数理解析研究所
    日時:平成12年10月30日-11月2日
            (これまで予定していた日程から変更になった)
    形式: 外国から研究者を招へいし, 国際会議とする. 
       招聘外国人(案): 
      A01班: J. Geelenは決定. もう1名は検討中. 
      A02班: J. Cheriyan と David Williamson
      A03班: Stefan Naeher と Tamal Dey
      A04班: Shay Kutten, Mario Szegedy,  Oscar Ibarra
       その他: 
	・予稿集は成果報告書と兼ねる. 
	・招聘外国人にも予稿を出してもらう. 
	・招聘の条件(こちらが提供できるものと何をしてもらわないといけないか)は
	  そろえた方がいい → 事務局でテンプレートを作ってアナウンスする
	・招聘の飛行機代は通常運賃程度は出せる. 滞在費(一週間程度)と国内旅費
	  も出せる. 
	・招聘に関する必要書類や手続きは後日事務局から担当者に連絡. 
	・科研と他の費用との併用は可能かなど, 事務手続きに関して様々な質問など
	  あったが, さしあたり各担当者のほうで対応してもらう. 

6.  今後の活動の予定

   -- 日韓アルゴリズムワークショップ 
   (情報処理学会アルゴリズム研と共催)
    日時 平成12年7月21-22日
    於 東京大学山上会館
       進捗状況に関して松井先生より報告. 


梅谷 俊治
<最終更新作成日時 1999年11月14日 >