TOKUTEI: algorithm A04han kaigi 99/09/03

平成11年度第1回A04班会議 議事録


A04班 第4回 班会議 議事録

日時	9/3(金) 17:35 〜 18:00

出席者(敬称略)
	朝廣 雄一(九大)、伊藤 暢浩(名工大)、岩間 一雄(京大)、
	井上 美智子(奈良先端大)、大澤 新吾(群馬大)、岡部 寿男(京大)、
	片山 喜章(奈良先端大)、陳 慰(名工大)、西谷 泰昭(群馬大)、
	藤田 聡(広島大)、藤原 暁宏(九工大)、増澤 利光(奈良先端大)、
	宮崎 修一(京大)、宮野 英次(九州芸工大)、山下 雅史(九大)、
	和田 幸一(名工大)

	16 名

議題(文中、敬称略)

 1. 沖縄(琉球大学)での班会議の中止について

	班長の五十嵐(代理 西谷)から、3 月に金沢で全体会議が開催
	されることもあり、スケジュール過密のため、1 月に沖縄にて
	行う予定の班会議を中止してはどうかとの動議がなされた。

	反対意見はなく、中止することが了承された。

 2. PVM について

	(1) 陳から、「PVM を用いた行列積の計算」について報告がなされた。
	    サイズ 1000×1000 の行列の積の計算を 16 台の計算機を用いて
	    実行すると 1 台で行うときの 21 倍の速度上昇が得られた。
	    これは、おそらくメモリ容量の問題から、スワッピングの影響が
	    あるためではないかとコメントがあった(岡部、藤原)。
	    行列の積を求めるような計算では、PVM がより有利になることが
	    あると思われる。
	    scalapackを用いた行列積の計算の速度と比較してはどうか
	    とのコメントがあった(岡部)。
	    scalapackについては、
		http://www.netlib.org/scalapack/index.html
	    を参照。
	    
	(2) 朝廣から、「PVM を用いて組み合わせ問題を解くためのシステム
	   (試作版)」の報告がされた。
	    PVM を用いて組み合わせ問題を負荷分散して解くためのシステム
	    を開発している。
	    試作版を九大、広島大、および九州芸工大にて、実行した。
	    いくつかの問題点があるが、動作可能である。
	    このシステムを
		http://tcslab.csce.kyushu-u.ac.jp/%7Easahiro/research/pvm/
	    に置くので、使用し、コメントを得たい。
	    組み合わせ問題以外にも、他の問題にも使えるので、使って欲しい。

 3. アルゴリズムのデータベース化のための雛形の作成について

	データベース化(公開)に向けて、ドキュメント、インターフェース
	などを統一する必要がある。そのための雛形の作成を 10 月末をめどに
	リーダーの藤原と朝廣にお願いした。


							文責 大澤


梅谷 俊治
<最終更新作成日時 1999年9月24日 >